森博嗣の「少し変わった子あります」読了。メインのシリーズではなく、スカイ・クロラでもなく、女王の百年密室でもない。単独作品として読み、そして、とてもしっくりと来た。好きな本ほど人に薦めづらいので薦めはしない。でもこの本を良いと思える人と話がしてみたいなぁ、と思う。
名のない店。名のない女将。名のない少し変わった子。料理をいただきながらその日限りの出会いと会話と沈黙で構成された8編の小説。僕が森博嗣を好きな理由のエッセンスが過不足なく含有されている。
「過去を振り返って、私は何をなしたか、と考えることはある。しかし、思いつくものは、なにかをなそうとして、その代償として失ったものばかりだ。
そうした失ったものでさえ、今は懐かしく感じる。」(P213より)
そして今日は「邪魅の雫」を1ページと少しだけ読んでお終い。
comment
森博嗣って気になります。
たまにblogを読んでて面白そうな人だなとは思っているんですが、まだ本を読んだことがないんですよねー。
一番最初に読むオススメがあれば教えてください!
森博嗣ファン候補みっけ!
本人曰く、どの作品から読み初めても問題ないようにデザインされている、とのことなので、気になったものからで良いと思いますが、それではあんまりなので、手掛かりとして3冊セレクト。
推理小説好きならばデビュー作の「すべてがFになる」、そうでなければ「スカイ・クロラ」。短編が好きならば「今夜はパラシュート博物館へ」。いずれもノベルスと文庫が出版されているのでお好きな方を。スカイ・クロラは単行本もあります。
あ、というか貸せるじゃないですか。お気軽にん。
推理小説大好物です。貸してくださりー。
りょーかいです。では今度持っていきますね。
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