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candylogue

December 2007February 2008

January 2008

心象

「東京奇譚集」を読み終わる。短編が心地よく。

[photo] 花園神社の鳥居
 

ある事情に関する観測

何やかやで今月は5本観ましたが、先月に比べれば半減です。来月は2本なので、順調に減っていきます。ここまでは予定通り。禁断症状を持つ患者のリハビリテーションのようなプログラムです。しかし問題なのは2月は現時点における予定であり、3月はすでに5本の予定があるということ。つまりはたまたまの偶然であり、そして偶然というよりは自らの意思による必然的な帰結と云える。文体が変化するのは最早どうでもよいとして、なるべく新しいもの、これは自分にとってという意味なのだけど、そういうものをたまたまこの分野で探しているに過ぎないので、そのうち飽きるのではないかと思います。あ、戻った。もし飽きがこなければそれはそれで楽しいので、どう転んでも大きな問題はないという楽観的観測をしながらてくてくと歩いているところであります。まったく関係ないことも最早どうでもよいのですが、チチヤス冬ヨーグルトはおいしい。そしてスウィングガールズに江口のりこが出ているのに気がつきました。

[photo] チチヤス冬ヨーグルト

究極の、最後のシンクロ

今まで気がつかなかったのだけど、今度のツアーは "ULTIMATE" なんですな。なにが "ULTIMATE" なのかを気にしながら楽しみにしています。あれ、ホールだから?

[pic] THE CORNELIUS GROUP "ULTIMATE SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW"


新宿梯子

新宿にてちからわざを初観劇。出来のよい長編寸劇を観たかのよう。シリアスと笑いのバランスがちょうどよかった。このバランスはむずかしい。むずかしいというのはこのバランスは人によってまったく違うのではないかと推察されるからであり、それを人に「こうだよね」と伝えたところで空回りしてしまうのではないかと推察されることで、結局のところ具体化した感想は丸められて至極ふつうの言葉となって表出することになる。これは自己保身とやさしさの両方に起因するのだろう。終わってみれば話のモチーフとしては特段めずらしいものではないが、それ以外のところが優れた作品だと思った。ここまで具体的なことがほとんど書かれていないことについて特に意味はない。ただ、抽象的な方が伝達に関して効率的なケースもあるということ。

終演後、ゴールデン街に移動して岩井秀人を観る。内田慈も少し目当てであり、山中隆次郎も観てみたかったというのもある。中川智明は相変わらず不気味でよい。とにかくひと目当てである。なんというか、シュールに断片を切り出しているのに、いやにリアリティ。シュールと云えば格好のよい響きがあるが、これは紛れもなく格好のわるいシュール。絶対にひとには薦めないが、観てよかった。見どころは岩井秀人のかっこいい髪型です。その後、赤坂見附、新橋経由で竹芝で仕事。何とは云わないが、漬けすぎる。

ちからざわ「ムコウカタ」 (シアタートップス)
作:佐藤二朗
演出:堤泰之
出演:河野洋一郎、平田敦子、本間剛、瓜生和成、武藤晃子、生方和代、しおつかこうへい、太田善也、笹野鈴々音、屋良学、市川葵、佐藤二朗

ジェットラグプロデュース「投げられやす〜い石」 (ゴールデン街劇場)
作・演出:岩井秀人
出演:岩井秀人、山中隆次郎、内田慈、中川智明

金曜日の回顧

もうここしばらくの間ずっと眠たい。眠たいけれど、いろいろとやりたいこともあったり、考えたいこともあったりで眠っていない。眠っていないといっても眠ってはいます。どっちだよ。まあとにかく、なので大丈夫です。大丈夫というかわりと楽しい。そして、いろいろと後悔。後悔するのはなかなか辛かったりもしますが、同時に甘かったりもしますね。だから、後悔してその刹那の快楽に浸りつつ、その直後には離脱して反省に変え、そして別の場所へと動くのがなかなかに程よい足取りだったりするのだと思います。相変わらずよくわからないことを書いていますが、ぼんやりと読めば、おぼろげながら意味がわかると思います。ということも含めてわからないと思います。わからない方がたぶん平和です。ではまた。

昨年の渋谷オーチャードホール、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールのコンサート音源がオンエア中。というかいま、サーバトラブルで中断してますが。

眠たい

「真鍋君、今日、彼女とデートだったの」小川は、鷹知に囁いた。「気疲れしたんでしょうね、きっと」
「違います」横で真鍋が言った。
「なんだ、起きているじゃない」小川は笑ってそちらを見た。
「眠たいっていう状況は、すなわち、起きている証拠ですよ」
「理屈捏ねちゃって。また」
 (タカイ×タカイ / 森博嗣)

今日読んだなかで気に入ったところ。

そして春が来て

年が変わってもあまり代わり映えのしないなか、いつしか1月も終わろうとしていますが、それでも着実にものごとは動いていて、周りも変わって行っているわけです。移ろいゆくことを感じることはなぜかざわざわしますね。ということはさておき、雪も降ったことだし、そのうち花粉が飛び、梅が咲き、桜が舞い、鳥たちは唱うのでしょう。ラララ〜。

DJ CodomoとYMCKの新譜がよかった。コドモさんのは突き抜けるかっこよさではなくて、落ち着いたかっこよさ。長く付き合えそう。YMCKのはこれまでよりマイルドでしっとり。敏感肌にも安心です。

ゆきとういろう

思い返せば東京にももう何度か雪が降ったらしい。しかし目にしていないものはないと同義である。雪のない冬なんて名古屋における外郎のようなもので、すなわち微妙と云えよう。書いていてよくわからないが雰囲気だけでもわかっていただければ幸いであるし、そうでなくても特段困ることはない。困ることはほかにいくらでもあるのだけどそれはまたどこかでこっそり書いたり書かなかったりします。たらみのグレープフルーツゼリーが最近のお気に入りです。

週末再来

いま忙しいです。でも忙しいのは嫌だけど嫌いではありません。嫌と嫌いは違うのだよね。という面倒くさそうなことは書くのを止めて、劇団鹿殺し「百千万」の話。アグレッシブ。はじめはちょっといろいろ考え事があってぼんやり観ていたのだけど、途中から「いいな」と思った。元気があるのはよいことだ。前向きなのはよいことだ。それが降りかからなければね。そしてチョビさんはかわいい。

ところで久々に駅前劇場最前列だったのだけどこの距離感は鮮烈。

劇団鹿殺し「2008改訂版・百千万」 (駅前劇場)
作:丸尾丸一郎
演出:菜月チョビ
出演:オレノグラフィティ、丸尾丸一郎、菜月チョビ/岸本啓孝、橘義一、丸山知佳、谷山知宏/菅野家獏、坂本けこ美、佐藤輝一、しのだ藍郎、高橋戦車、傳田うに、道園僚一、山岸門人/政岡泰志

曲線

日は昇り落ち、山手線は回り続け、雨はやがて雪へと変わるかどうかは別として、そう遠くない春をうすぼんやりと眺めている昨今です。

最近読んだ本。読みかけの本。

  • 羊をめぐる冒険 / 村上春樹
  • タカイ×タカイ / 森博嗣
  • 羊男のクリスマス / 村上春樹、佐々木マキ
  • 小林賢太郎戯曲集 / 小林賢太郎

スポーツ

ナイロンの「男性の好きなスポーツ」を観る。DVD。ポップでエロ。台詞も芝居も先鋭的。これ、劇場で観たかったなー。そしてその後、なぜか XP SP2 のブータブルCDを作成する。

ナイロン100℃「男性の好きなスポーツ」 (2004年)
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
舞台美術:林巻子 (ロマンチカ)
出演:みのすけ、松永玲子/新谷真弓、村岡希美、廣川三憲、藤田秀世、長田奈麻、安澤千草、大山鎬則、喜安浩平、吉増裕士、杉山薫/植木夏十、眼鏡太郎、佐藤竜之慎、皆戸麻衣、廻飛雄、柚木幹斗/長谷川朝晴、小沢真珠、すほうれいこ、京晋佑/ロマンチカ (横町慶子、池田明結未、山田絵美子、佐藤奈々子、曽我桃代)

山手線

もっぱら山手線では本を読むことが多い。あるいは外の景色を眺めているか、ぼんやりしているか、音楽を聴いているか、あとはそれ以外のどれか。ところで、どのあたりが山手なのだろう。そう云えば山手の反対は浜手というらしい。下町じゃないのか。

  • 東日本旅客鉄道の路線。
  • 1周34.5km。
  • 駅数29。
  • 周回所要時間約60分。
  • 平均運転間隔は3〜4分程度。
  • 方向呼称は上下ではなく内回り、外回り。
  • 使用車両はE231系500番台。11両固定編成。
  • 山手特別仕様の6M5T。起動加速度は3.0km/h/s。
  • ラインカラーは鶯色。国鉄制定色としては黄緑6号。マンセル値は7.5GY 6.5/7.8。
  • 車両基地は大崎と池袋。
  • 基本的に環状運転だがたまに魔の大崎行き(池袋でも可)が来て人々の気分を荒ませる。
  • 3分待てば次が来るので大らかな気持ちで過ごすとよかろう。

雪に変わらない雨

郵便配達に起こされ起床。洗濯をして掃除をして食事をしてから出掛ける。15時半末広町。ホームに降りると、清々しいほどに空気が冷たい。冬の空気。冬は寒いほどよい。17時半竹芝。19時に花火を音だけ聞く。

本日のお買い上げ。ハードディスク2つとソフトウェア1つと小説を4つ。

沈殿

[photo] 二ヶ領上河原堰の上流側

シロクロ

長期休暇が取りたいなーと思い思い立って出掛けてみようかしら。どこへ? どこだろう。遠くへ。遠く。川が流れていて遠くに山が見えて歩いて海へ行く。本を読む。誰もいない。誰かがいる。誰だろう。気にしない。気にしない? 気にしない。本を読む。歩く。コーラを飲む。欠伸をする。眠い。本を読む。やめる。ひと眠りする。時が過ぎる。目が覚める。まだ明るい。気分がよい。遠くを見る。歩き出す。歩く。歩く。歩く。そして気がつくと自分の部屋に居るのだ。というさらにくだらないことをもっとたくさん書いていきたい。そして今いちばん思うことは、世間では中田ヤスタカはパフュームのひとなんだ、ということ。いちばんというのは嘘です。

文脈無視のオマケ。

森永ダースのCM撮影がローマに決定。スッチャーデスさんボンジョルノ!飛行機乗ってワイン飲んでダース食って寝る。ところがローマではスペイン階段が工事中で撮影は中止!がーっかりしたからホテル帰ってダース食ってあー眠い...寝てました、ほんと。オレなーにやってんだろってな気分も吹っ飛ぶ森永ダース!の提供でお送りしました。

日曜日と川について

「月とチェリー」を観る。江口さんの脱ぎっぷりがいい。エロ青春映画ですね。そのあと、新宿に行き、京王多摩川に行く。そして、和泉多摩川から帰る。川は境界であり、冷え切ったスープのようにその断絶は確実なものだ。とかくだらないことを書く。

映画「月とチェリー」 (2004年)
監督・脚本:タナダユキ
出演:江口のりこ、永岡佑、平田弥里、柄本明、内田春菊、蛭子能収

[photo] 鉄塔
こちらジャミラ鉄塔。
[photo] 堰
こちら固定堰側の二ヶ領上河原堰。

コーネリさんの「Sensuous」映像版が遂にリリース。ついでに前回ツアーのビデオも。

高速回転キューブ

午前中、所用で新宿に出掛け、そのまま歩いて帰る。何度か同じコースを歩いているのでぜひ違うルートを開拓したい。早い時間なら明治神宮の中を通るコースがよいかも。

一旦帰宅してから、クロムモリブデンの「スチュワーデスデス」を観劇。駅前劇場。先月に比べると今月は小振りなところばかりでなんだかとても落ち着く。小劇場ラブ。どこに座っても舞台は目の前だしなー。それで中身の話。全体にポップな演出とその割になかなかどうしてしっかりとしたストーリーは好みだった。途中でたびたび茶々が入るので、流れが中断されてしまい結果としてストーリー性は希薄になるのだけど、それも含めて悪くない。役者もみんな好演。そういえば見送った前作「マトリョーシカ地獄」の評判がよくて悔しい思いをしていたので、これでリベンジ成功。チラシって大事だな、と思う。

クロムモリブデン「スチュワーデスデス」 (駅前劇場)
作・演出:青木秀樹
出演:森下亮、久保貫太郎、板倉チヒロ、板橋薔薇之介、金沢涼恵、奥田ワレタ、葛木英、渡邉とかげ

初詣における快挙

元旦の話。正月的で、信憑性のまるでない出鱈目な晴天の下、初詣に行きましたところ、3年連続で凶を引き当てました。ありがとうございます。

[photo] 川崎大師に初詣
[photo] 日除けパラソル
なぜだか夏らしくなった。

正月のアングラ

五反田にて正月企画「新年工場見学会08」を観劇。五反田団+ハイバイ+ザ・ノーバディーズによるアングラのニセモノ。チープでシュールで寒い。会場であるアトリエヘリコプター自体の場末の倉庫感溢れる寒々しさとともに、心地良い寒さだった。底抜けの笑いより、こういう笑いの方が相性がよい。そして岩井秀人。またしてもよかった。ロビーでお汁粉を売っていたり、休憩中にホットワインのサービスがあったりとゆるゆるなムードも正月らしくてなんだかほっとしたのでした。

「新年工場見学会08」 (アトリエヘリコプター)

ザ★天井「珍徳丸」
作・演出:岩井秀人
出演:浜田信也、墨井鯨子、平原テツ、師岡広明、坂口辰平、木滝りま、岩井秀人

ザ・ノーバディーズ
肥田知浩、宮部純子、浅井・コッサ・浩介、鈴木正悟

劇団黒田童子「思いやりをすて、母を出よ」
作・演出:前田司郎
出演:黒田大輔、安倍健太郎、齋藤庸介、菊川朝子、中川幸子、立蔵葉子、内田慈、西田麻耶、浅井浩介、鈴木正悟、前田司郎、肥田知浩、坊薗初菜

話は変わって、恒例の中目黒ラジオ。相変わらず、ラジオであることをいいことに好き勝手やっていますな。CDじゃ無理だ。4日に再放送がありますよ。

新年の挨拶

謹賀新年。臥薪嘗胆。温故知新。あけましておめでとうございます。初詣中のひとも、オールナイトのひとも、宴会中の人も、仕事中の人も、勉強中の人も、みんな健やかに緩やかに歩いて行ければいいな、と思います。そして今年もよろしく。

なお、ちょっと前から筆者の年齢に合わせて文字が大きくなりました (当社従来比 110%)。あと、こんなのやってます。