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candylogue

January 2008March 2008

February 2008

小説的な話

去年放送された星新一のショートショート映像化作品がレギュラー化されるとのことで、とても楽しみ。テレビは観なくなって3年くらい経ったけれど、こういうのは観る。断然観る。3/31から毎週月曜日放送。放送時間とかはこちらに。ちなみに「ノート」は、気になるモノをメモしたページであり、一般的なニュースブログではないので、まあそんな感じで何卒ひとつ。簡単に云うと、こっちが日記的で、あっちがアーカイブ的じゃなかろうか、そして共に私小説的でもある。嘘。また適当なことを書いた。ごく一部の人にとっては便利でしょう。タグのリストを見ていると、自分で書いておきながらクラクラする。

パピルス4月号に無事、モリミーの狸話が掲載されるようで、鳩胸になって待ちたい。タイトルは「南禅寺玉瀾」。たまらん。あと、「ねじまき鳥クロニクル」を読了。

A Clockwork Orange

ずっと放ったらかしにしていた「時計じかけのオレンジ」を観る。映像と物語のギャップがずきゅーんと飛んでいて素敵。ポップでバイオレンス。そしてものすごく洒落ているのにどうしようもなく俗悪でチープ。寝ぼけた味のポタージュのような気まずさを引きづりながら見続けた帰結として、良いのか悪いのかはよくわからないけれど、面白かったので許す。あと音楽がね、とても良かったのでそれだけでもういいんじゃないかと思った。まあ反則的ではあるのだけれど。

「時計じかけのオレンジ」(1971年)
製作・監督・脚本:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、マイケル・ベイツ、ウォーレン・クラーク ほか

温度と湿度を測定する価値

温度計あるいは湿度計というものはほとんど役に立たない。日常生活において必要に迫られることは非常に希と云える。そしてそこがいい。まったく役に立たないのではなくて、ほんのちょっと役に立つところがいい。いっときも休まず、温度と湿度を測定し続けている機械が健気で美しいと思うわけだ。

[photo] 温度・湿度計と時計

嵐とアートと団地について

歩道を看板が舞う中、宮益坂を上り、そののち下り、帰宅して掃除をする。たくさん捨てる。固く絞った雑巾で本棚を拭き、本を入れ替え、52冊の新書とハードカバーと漫画を売る。その代金で文庫を3冊買ったらほとんど無くなった。

DCPRGの花旗を観る。全然意味がわからず愉快。アマゾンのレビューに納得。でも同じ感想で星4つ付けるけど。むしろ本編はライブシーンがいらないんじゃないかとさえ思った。歴史と開拓とアートについて。

満を持しての団地本。かわいい。

[photo] 空が近い街

決別と構築あるいは余裕

週末に買おうかしらと思っていたキリンジさんは出社前に買ってしまったので、週末はとくに何もしないで過ごしたい。だって疲れたんだもの。何もしない休日。ああ、なんて贅沢。自宅に軟禁されてもさほどストレスなく暮らせると思う。そう云えば先日、Mac環境を一新して、Windowsさんとさよならしました。正確にはMacさんの中で余暇を過ごしてもらってる訳ですが、まあそんな感じなのでこのブログはMac Safariで見るとよいと思います。それ以外は知りません。ブラウザ検証とか面倒なんだもん。IEとかで見られなかったら諦めてください。大抵はくだらないことしか書いていないので気にしないで大丈夫です。

抑制する金曜日

そう云えばキリンジの11曲入りシングルを買っていなかった。アマゾンは1〜2週間待ちとか云っているし困った。いや聴いている時間がないので実はそれほど困ってはいるわけではない。どっちだ。けど、手に入るはずなのに手に入れられないというのは何とも落ち着かない。手に入れて早く落ち着きたい。落ち着いてしまってうっかりしばらく聴かずに放置することも間間あるけどそれでも構わない。この執着は何なのだろうと気にすることも考えたこともあまりありません。欲しいのだから欲しい。まあ週末にでも買おうかね。週末といえば、ポツドールと双数姉妹のチケットを買おうかと思案中。思案している時点で実際のところ心は決まっているわけだけど、ちょっと買い物し過ぎなので抑制したい。禁欲。でも、本谷有希子の小説も買うしねえ。楽しみなことがちょっとしたことで負担に変わったりするのが面白い。その逆もあるから、まあそのへんは上手くコントロールしてねらいを付けてやっていくわけです。そのへんは結構うまい。

夏の約束

ヨーロッパ企画「あんなに優しかったゴーレム」の先行に申し込む。8月の上演。その頃には演劇熱も冷めているかもしれない。冷めているとしたら何に興味があるのだろう。それはそれでとても興味深い。

miroqueのgreen anthologyをよく聴く。そしてそのまま眠る毎日。溶け込んでよく馴染む。

遠望して歩み遅く

そろそろ狸の話が読みたいのだけど、パピルス#17に続編は載るのだろうか。あるいは、菊地氏のラジオはいつ始まるのだろうか。だとか、結局この時間か、という思いだとかいろいろ渦巻くわけですが、それも含めてまあいいじゃないですか、という緩いペースで進めていければよいと思います。

[photo] 花びらと水滴

からっぽの湖

ここ数日いろいろとあり、目が覚めた途端に疲れが染み込んで沈降していく感じがしたものの思い直して出掛ける。

紀伊国屋ホールで、G2プロデュースの「からっぽの湖」を観る。相変わらず椅子がへなへな。このクラスになると演技の不安定さだとか演出の空回りみたいなものはなく、観ていて気恥ずかしくなるようなこともない。実際、ちゃんとしているし面白い。でも、客席から笑い声が続いたりすると、そんなに笑うところかなあ、と思うところもあり。

そして思うのだけど、僕は何と云うか、上品なものを、そう上品な芝居は求めてはいないのだ。年末に本谷有希子を観たときも思ったのだけど、それも上品だったのだ。もちろん、本谷有希子なので、一般的に観れば上品ではないのだけど、僕の中では十分に上品でわかりやすい芝居だった。だからちょっと残念に思った。と云って下品が好きなわけでもないのだけれど、荒さがあって、驚きがあって、緊張感が伝わって、その結果として面白い、というものが感じられる芝居が好きだし、それがあるから芝居を観ているのだと思う。初めから「面白さ」だけが提供されるものは、さほど好きではないのだ。その意味でコントにはあまり惹かれない。

念のために書くと、これは当然のように僕の個人的嗜好であり、そもそも達者な役者ほど、緊張感を含めたパフォーマンスが上であることは間違いない。でも、それらを内面に持つのではなく、外面に出してもらうこと----場合によってそれは下手と取られかねないとしても----それ自体に僕は喜びを感じるので、約束された面白さみたいなものは、残念ながらそれほどには楽しめないみたいだ。とか何とか書いてきたけれど、「からっぽの湖」が面白くなかったわけではなく、観て良かったと思う。金返せー的失敗が少ないのは「約束された芝居」のメリットであり、社会通念的にも正義だと思う。僕はもうだいぶおかしな領域にまで入り込んできているらしいので、参考にしないでいただきたい。しないだろうけど。

最近、疲れると視力が劇的に落ちるようになってきて、もう老いる一方ですな。とか思いながら小田急線に揺られていました。前にも書いたけれど、休日昼間に小田急線を下るのは、たとえ疲れていても気分がよいです。

AGAPE store #12「からっぽの湖」(紀伊國屋ホール)
作:桝野幸宏
演出:G2
出演:松尾貴史、片桐仁、坂田聡、菅原永二、ぼくもとさきこ/久保酎吉、田中美里

展開領域の拡張と枯渇

リリースは昨年ではありますが、東京事変の「閃光少女」がいいなとなぜか思う。詞がよいとか曲がよいとかを差し置いて、短いということがなにより潔い。もう好きにやってほしい。僕に云われたくはないだろうけど。CDにはできない96kHz / 24bitで収録。

今月のひとつめ

加藤さんの出演作品なぜかかなりの高頻度で観ているにも関わらず、所属劇団の舞台を観たことがなかったので、近所ということもあり、ラブリーヨーヨーの10周年公演を観に行く。相変わらずの煮え切らない感じの役で、客演だからとかではなく、こういうキャラが基本形なのだろう。この落ち着かないところが魅力なのだと思う。駄目キャラなんだけど。
話としてはまあふつう。近場でコンスタントに観られるのは何だかんだ云ってとても楽で楽しい。

そう云えば今年は下北演劇祭の芝居はあまり観に行かない予定。来月がまた多いので今月は抑え気味。

ラブリーヨーヨー「ガラスのお面」 (OFF・OFFシアター)
作・演出:田中聡元
出演:浅田よりこ/加藤雅人、多田岳雄、田中聡元、中谷竜/たにぐちいくこ

凛々

[photo] 平日の空

きるとあこがれ

いろいろあって4連休となったので、昨年から続く流れをいったん区切っておく、そういう4日間にしたいと思う。区切るというのは大事なことで、できるだけしなやかに区切ることができるようにしたいと常々思う。断ち切るのではなく区切る。区切って切り返しからのひと突きでスマートに切り込んで切り抜けたい。

ブックマークがもらえるキャンペーンに釣られてたくさん本を買い込み、まんまと釣られてみる。本ばかり読んで過ごしたいと前から思っているけど、未だに実行していないことからみて、そんなに本ばかり読んで過ごしたいとは思っていないのだろう。あこがれはあこがれのままの方が美しい場合がある。

あたらしい毎日

いくつかの事情により環境の再構築が同時並行的に進行していて、ある種の美しさを感じるとともに、幾ばくかの不安と焦燥を感じていたりもする。成果が出始めるのはもうしばらく先と観測されるが、そもそもは成果を追求したものではなく、過程そのものに価値を求めるという本末転倒であり非生産的な行動それ自体が尊く美しいと思うわけである。

やらなければならないこと、やりたいこと、やらなくてもよいこと、そのどれもが決定的に違っているとともに、思ったほど大きな違いはないとも云える。とか何とか云ってないで、好きなようにするのがいいよ。

幸福なる食卓

「幸福なる食卓」を観る。欲と束縛と我が侭とちょっとした変化、云い変えるとギャップの映画。食卓にならぶご飯たちがもっと魅力的ならよかったと思いながらも、むしろこの方がよいのかもしれないとも思う。同時上映の「445」はとてもよかった。短くて面白いというのが何よりもよい。シネマアートンにて8日まで。レイトショーのみ。

映画「幸福なる食卓」
監督・脚本:タテナイケンタ
出演:篠原あさみ、加藤雅人、鈴木あゆみ

映画「445 (ヨシコ)」
監督・脚本:タテナイケンタ
出演:吉岡睦雄、日比大介、MIKA

花束と演劇

まるで退職するかのような花束をいただいたのはいつぶりだろうか。ありがとうございます。おつかれさまでした。またよろしくおねがいします。

[photo] 花束


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