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疾走と観劇のち雨

熟睡して目が覚めたら13時半を回ったところ。14時から芝居なので焦るも、心は冷静にと努めて支度をして、一呼吸ついてから最寄りではないひとつ隣の駅まで思い切り走り、角を曲がって坂道を駆け上って、走りに走ってホームにたどり着くと13時40分。あり得ないタイムで遅れを取り戻す。時計を見間違えたのかも知れないけど。

ということで無事に劇場に着いて「どん底」を観る。初コクーン。例によって休憩ありの3時間超で、長さはそれほど感じなかったし、セットのアレとかはなかなかトリッキーで面白かったし、寄り道的な蛇足もあって楽しくもあったのだけれど、何となく消化不良で終わった。きっと思うに、小劇場とは異なる大手大劇場主催の大衆向け公演というものが存在し、それらは端からターゲットが異なるのだと思う。「演劇」というカテゴリを気軽に(といってもチケット料金ではなく、予約や劇場の使い勝手を重視)楽しめることが至上命題であり、僕が(現時点で)求めるのはそういうものではなくて、何が来るのかわからないどきどきわくわく感なのだと思う。もちろん、その至上命題のもと、劇作家や演出家はできる限り良いモノを作り、あるいは無茶をして壊してみたりするのだと思うけれど、そういうモノを探すより素直に小劇場に足を運んだ方が満足できるような気がしてきた。きれいなトイレやおしりの痛くならない座席よりも、火事でも起きたら焼き死にそうな雑居ビルの一室の堅い椅子で目の前の芝居を観ることの方に芝居の醍醐味があると思う。そしてなによりその方が安い。というかコクーン高い。

「どん底」(シアターコクーン)
作:マクシム・ゴーリキー
上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:段田安則、江口洋介、荻野目慶子、緒川たまき、大森博史、大鷹明良、マギー、皆川猿時、三上市朗、松永玲子、池谷のぶえ、黒田大輔、富川一人、あさひ7オユキ、大河内浩、犬山イヌコ、若松武史、山崎一

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