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館林へ

館林にて落語。どう考えても昨日の新潟より寒い、どっしりとした底冷えのなか会場までの1kmを歩き入館。壁に貼られた演目表の「談志」の文字が重い。予定より30分早く開場となり、がっついて2列目の席を確保。で、二つ目の志の吉から始まり、談四楼、談慶、そして談志と、初めての落語がこの顔ぶれって良くも悪くも間違っていないか? と思いつつも、とても満足。落語の面白さがわかった。なんて軽々しいことは決して書けないけれど、掛け値なしで面白かった。また観たいと思うほど。日曜の夕方に群馬まで来た甲斐があったよ、紛れもなく。

帰りの駅までの道、一緒に行ったT口さんとも話したのだけど、昨今の落語ブーム(とはいえ、最近のブームは前世紀のブームと違ってひっそりと起こるプチブームであり、有り体に言えば多様化した価値観と大衆化した情報社会に起因する健全なものであると思うし、円熟であり、デカダンであり、平和であり、豊かさであると思う)に乗ってまんまと観に行った僕は、明らかに落語そのものよりも、あらゆる情報が先行していて、その情報との合致を確認して喜んでいたところがあると思う(例の「落語は人間の業の肯定である」の話が聞けたり、ホントに談志が来るかどうかでひやひやさせられたりとかね)。つまりはミーハーである。でもそれでいいと思う、と自己弁護する。何であれ、面白いことを見つけて、そこから少しずつ本質に近づいていければいい。近づけなかったときは・・・・・・まあ、それはそれでいいや。

しまや寄席「立川流特選会」 (館林市三の丸芸術ホール)
出演:立川談志(「へっつい幽霊」)、立川談四楼(「濱野矩随」)、立川談慶(「片棒」)、立川志の吉(「看板のピン」)

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