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candylogue

April 2009June 2009

May 2009

コンビニと羊について

今年は本ばかり読んでいて、去年あれほど観た芝居の回数はめっきりと減る。ぐっと減る。ただ、減らすつもりでいたので予定通り。興味がなくなったのではなくて、単にバランスの問題。解放と抑制。来月はハイバイとヨーロッパ企画と高木珠里を観に行く予定。厳選100%。ハイバイと言えば、このあいだNHKでやっていたショートドラマが良かった。去年の公演作品の再演、というかテレビ化なのだけど、渋谷がテーマなのに全然関係なくてどうするのかなあと思っていたら、最終カットでハチ公(しかもニセモノ)が映ってて笑う。いいぞ、岩井秀人。役者・岩井秀人をHDで観られて満足。快快もあいかわらず快快だった。ところで、装丁がいまいちだと思う1Q84はまだ少し取っておき、ほとぼりが醒めてから読むとして、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を読了。うんうん。やっと読めて満足。

サイエンス・フィクション

たまにはSFでも。ということで「逆転世界」と「時間衝突」を読む。いわゆるハードSFではないので、論理性よりも飛躍や欺瞞の鋭さ、鮮やかさ重視。300年前に撮られた現在よりもはるかに古びた遺跡の写真から始まる「時間衝突」がなかなか面白かった。考える間を与えられず、次々と事態が展開する勢いの良さに乗せられてすいすい読めた。

関数ドミノ

赤坂でイキウメを観る。昨年から都合3回目。いままででいちばんシリアスだった気もするし、ちょっと当てがはずれた感じもあるのだけれど、その分、新しい面も見られた気もする。曖昧だけど、曖昧なままの方がいいこともあるということで。よくわからないけど。ただ、なんにせよ、ドライでシュールでちょっと邪悪なところは、イキウメだなあと感じられ、楽しく帰りましたとさ。

イキウメ「関数ドミノ」 (赤坂レッドシアター)
作・演出:前川知大
出演:浜田信也、緒方健児、大久保綾乃、盛隆二、森下創、古河耕史、ともさと衣、窪田道聡、安井順平、岩本幸子

春の連休

久しぶりに芝居を観たり、横浜で買い物をしたり、辻堂まで出掛けたりした以外は、大体において家でゴロゴロしていましたが、概ねよい連休だったのではないかと思います。あと、漫画とテレビにはあまり縁がなかったのですが、最近何かと縁があります。趣向が変わったというより、プライオリティがほんのちょっと変わっただけで、基本的にはほとんど変わっていないですけど。好きなこともやりたいこともいろいろとあるので、まあぼちぼちと手掛けていければいいなあ、というところであすから仕事もがんばります。

神様とその他の変種

本多劇場でナイロン100℃ 第33回公演を観劇。なぜか本多劇場ではいちばん前かいちばん後ろで見る機会が多いのだけど、今日は真ん中の端っこ。いずれにしても「辺」であることに変わりはない。

今回の公演は、これまでに比べればずっと少人数(でも11人)で、これまでに比べればちょっとだけ短め(でも3時間)だったりする。そういうことと関係するのかもしれないけれど、ここ最近の大作的な傾向からすると、普段着のこぢんまりとした芝居になっていると思う。とくに悪い意味ではなくて、とても馴染みやすくわかりやすい内容。シリアスさとコミカルさがこれまでと違う配合で仕掛けられているような気がした。傑作かと言われるとそうは思わないけれど、いままでのナイロンの中で3時間がいちばん短く感じられた良作だと思う。

それと、植木夏十がどんどんすごくなっていると思う。主役級に配した芝居を観てみたい。

ナイロン100℃「神様とその他の変種」 (本多劇場)
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:犬山イヌコ、みのすけ、峯村リエ、大倉孝二、廣川三憲、長田奈麻、藤田秀世、植木夏十/水野美紀、山内圭哉、山崎一