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candylogue

February 2010April 2010

March 2010

小沢さんと小山田さん

こことかを読んで、久々に90年代のあれ系の曲を引っ張り出してきて、というかiTunesで選ぶだけだからたいした労力はかからないのだけど、いろいろ聴いてみる。カメラ! カメラ! カメラ! とか、さようならパステルズバッヂとか、午前3時のオプとか。あるいは、buddyとかある光とか。Elastic GirlはiTunesに入っていなかったから、CD棚から探してきてエンコードしてから聴いた。CDから聴けばいいのにね。完全にマスターストレージ扱い。ついでにむかしエンコードしたThe First Question Awardのビットレートが低かったので、256kに再エンコードしたりする。このアルバムは廃盤なんだね。もう振り返りたくない過去なのかしらん。まあ作り手と聴き手は違うし、お互い好きに扱えばいいと思う。ただ、今から新しく出会う機会が減ってしまうというだけだ。僕はもう知っているからどうでもいい。でも、もうすぐ20年とか経ってしまう曲もあったりして、その現実にはちょっと驚く。ちょっとだけ。小沢健二は小山田圭吾のソングライティングとボーカルに嫉妬していたと思うし、小山田圭吾は小沢健二のテキストライティングとアイデアに嫉妬していたと思う。ソロの初期はその呪縛に囚われていたし、今でも囚われているのかもしれない。でもそんなことはよくあることだし、それこそどうでもいい。彼らが優れた作家であることは確かだから。久しぶりにフレンズ・アゲインを聴いたりして、若いねえと思いながら現在に目を移すと、オリンパスPENのCMやら、久々のコンサートやらで今もなにかと活動しているふたりがいて、それは素直にうれしい。もう演るほうも聴くほうもいいおじさん・おばさんだけどねー。

2月を振り返る

またもや気がついたら3月になってしまったので、2月のまとめ。

といっても1月以上に覚えていることが少ない。いろいろと考えることが多くて悩むことも多かった気がするけれど、基本的に元来がそういう傾向の人間なので特別どうということはない気もする。少し疲れが抜けにくくなったかもしれない。それは歳か。また老化だ。それなりの年月を生きてくると、残念ながらも歳を重ねていくわけで、つまりは老けていくわけだ。同じことを何度も書いてみた。こどもの頃はとても大人でしっかりとしたイメージだった30代も、なってみると意外と幼稚で子供じみていたりする。それは自分の身近だからだ。身近なものはいつもよく見える。粗や至らないところがよくわかる。きっと40代になっても、50代になってもそうなのだろう。身のまわりもそろって歳を取っていく。これはネガティブな話ではなくて、むしろどちらかといえばポジティブな話だ。好きなときに好きなことをすればいいんじゃないだろうか。わからないこと、知らないことはまだまだ多い。それは不安であると同時に、楽しいことのはずだ。歳を取ると会社や社会通念的なものに縛られるということを聞くけれど、こどもの時よりも圧倒的に自由をつくり出せるチャンスは多い。こどもの頃は無限大の想像力と引き替えに、時間的、あるいは、選択的な制約が存在する。対して大人は、自己の責任のもとで時間的、選択的な自由を有している。少なくとも選択肢は常にそこにあるし、常に実際に選択している。その選択した結果が今である。あれ何でこんなこと書いてるんだっけ。まあ、あせることはないけれど、着実に進んでいこうとする意識と選択が必要だと思う。

2月は1本芝居を観た。桜木町近くののげシャーレで岡崎藝術座の「リズム三兄妹」。以前、アゴラ劇場で見損ねていたので、地元で近いしと観に行ってきた。横浜に住んで1年になるけれど、横浜での公演数は圧倒的に少ないので(以前住んでいた下北沢と比べて。比べてどうする、と思うが比べなくてもやはり少ない)、たまに近くで好きな劇団の公演があるとうれしい。これを書いているきょうは横浜西口のSTスポットで東京デスロックを観てきた。小さくて懐かしい感じの小屋で、お尻や背中が痛くなるのも久々。ちなみに3月の観劇はこれでおしまい。4月はアゴラに1つ観に行こうかと思っている芝居があるだけなので、月1回と順調なスローペースぶり。別に横浜に引っ越したから減らしているわけでもなくて、一時期手当たり次第に観ていたのを一度リセットしてじっくりと観ることをしてみようと思った次第。むしろ生活の中に定着した感がある。

本は森博嗣の「創るセンス 工作の思考」を読んだ。前著の「自由をつくる 自在に生きる」と基本的には同じで、以前から方々で氏が書いてきたことをテーマに沿ってまとめ直したもので、それらを読んでいる人からすると目新しいものは少ない。でもその分よくまとまっているし、何度も反復しているのでわかりやすい。ひとつの考え方を示したものなので、何人にもおすすめできるものではないのだけれど、僕は身近な人には読んでもらいたいな、と思った。この本に限らず、重く真っ正面から受け止める必要はなくて(むしろ正面から受け止めることは常に負担も大きい)、まあこういう考え方もある、という程度に受け止めつつ、都合のいい解釈をすればいいと思う。そういうことの一助になる本なんじゃないかと思う。

ということでまた。