home  

candylogue

knowledgemachine

life

冷たく

日が変わって月が変わり、松下はパナソニックになり、東京は都民の日を迎える。気温は程よく下がり、窓を開け放して流れ込む空気はとても潔く冷たく心地良い。太陽から黒点が消え、温暖化どころか寒冷化に向かうという話もあったりして、まあそれはそれでいいんじゃない? などと無責任に思う10月。

あれやこれや

棚を眺めていたら目に付いたのでセンチメンタル・バスを掛けてみる。懐かしい。騒がしい。「サイクリングビート330」とか「Sunny Day Sunday」とか「マニアック問題」とか。いい曲ばかりでいいね。音楽懐古し始めたらもう歳だなあ、と思うけれど、まあそれもいいじゃない。いい音楽たくさん知ってるもの。これからもいい音楽聴いていくもの。

週刊真木よう子の公式本が濃密で読み疲れる。そしてもう一度番組を見直したくなる。思うだけでなかなか見直したりはしないのだけど、そう思わせるだけの良い内容。

昨晩ぶつけた足の小指が未だに痛い。折れているのかしら。

パンク侍、斬られて候」の先行予約的なお知らせを各処で見かけるので取ってみた。そろそろ2009年のこともぼちぼちと考えていかないといけない。

葡萄

ちょっと前に久しぶりに風邪を引いたので、これ幸いとDVDばかり観ていた。「笑う超人」とか「クローバーフィールド」とか「ゲームセンターCX」とか。そして相変わらずクローバーフィールドに酔い、気持ち悪くなったので、さらに寝込んだりしていたら、芝居的なイベントと音楽的なイベントを欠席する羽目になり、ちょっと落ち込む。というのはもう過去の話で、今日はスズナリでTHE SHAMPOO HATの「葡萄」を観る。面白い。ある種の期待を裏切られ続け、居心地の悪さと良さが共存する。こう持ってくるか!と膝を打つ。打たないけど。90分という上演時間もとても良い。そのあと近所の定食屋で煮込みハンバーグを食べてから家路に就いたのでした。

THE SHAMPOO HAT「葡萄」 (ザ・スズナリ)
作・演出:赤堀雅秋
出演:野中隆光、池谷のぶえ、那須佐代子、日比大介、黒田大輔、吉牟田眞奈、梨木智香、いせゆみこ、長尾長幸、多門勝、赤堀雅秋

昇降機探訪

ギャラリールデコの入っているビルヂングのエレベータはなかなかに趣深く、レトロを通り越し今にも落下しそうな勢いのあるとても良い筺でなので一度は乗りに行くのがよい。が、ただの物見遊山のノリで乗りに行くのは迷惑なので止めましょう。前言撤回。

シンクロ少女「バクダンジュース」 (ギャラリールデコ)
作・演出:名嘉友美
出演:楓ありす、宮川公平、佐山智広、桑原聖、加藤淳之介

気温の低下による夏の忘却

東池袋のあうるすぽっとにてマチネ観劇。新しいきれいな劇場でゆったりと。
確か春先にチケットを取っていたので、ずいぶん待たされた感じがするけど、高まる期待に肩すかしを食らわすような、飄々とした力の抜けた舞台でとても良かった。実にヨーロッパ企画らしくてうれしい。くだらなくてドタバタで、でも安心して観ていられる「間」がちょうど心地いい。肘をついて眺めながらニタニタするような、そういう気持ち良さ。月曜日までやっています。

ヨーロッパ企画「あんなに優しかったゴーレム」 (あうるすぽっと)
作・演出:上田誠
出演:石田剛太、酒井善史、諏訪雅、角田貴志、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力

そのあと、要町とか東新宿とかにゆらゆらと向かったのち、友人夫妻宅にて五輪応援会ならぬ残念会を開催。そんなに飲んでいないのにすぐ眠くなってしまうのは歳なのかしらん。あと、突如として寒くなってとてもうれしい。

コンバージョン

もはや観劇とならんでチケット取りが日課のようになってしまったのですが、夏の観劇祭りが終われば、自然と落ち着くと思いきや、秋は秋でいろいろあって、冬は冬でいろいろあるという、見通しの甘すぎる結果におののいております。漢字で書くと「戦く」だなんて初めて知りました。いや昔は知っていたかも知れませんが、それすらも忘れました。忘れるって便利ですね。思った通りに忘れられないのが不便ですが、それもまた一興。閑話休題。あまりにも予定が多くなってしまったので、制限しようと思うものの、何かのためにとせっせと個人情報をばらまいたおかげで、先行予約の案内状が山のように押し寄せ、先行と言われるとつい申し込んでしまうという、素晴らしいコンバージョン率を叩き出しています。そんな訳でお得な情報があればぜひ僕宛に送ってみるといいと思います。9月と11月は予定が埋まり始めているのでご注意ください。というか僕に注意してください。10月はナイロン、12月はオーチャードホール行くくらいでまだ余裕があります。時間が欲しい。

夏と海

[photo] 江ノ島

夏ではなくても海は年中変わらずそこに在るのになぜ人は夏に海に行くのだろうか。などという面倒くさいことは差し置いて、夏といえば海、という短絡的思考を最高速度で推し進めて、海に行ってはしゃいだり、黄昏れたりするといいと思います。楽しいよ、夏の海。

と書いたそばから前言を翻すようで忍びないが、今年の夏はまだ一度も海に行っていないし、出掛ける予定もない。さらにいえば掲出の写真は今年の写真でもなければ夏でもない。

その代わりに飽きもせずに芝居を観に今日も出掛ける。芝居と書いたが今日はコント。靖国通りを延々と歩いて、新宿の街から抜け出していく感じはなかなかに夏っぽくて良い。どこが夏っぽいのかは各自考えていただくとして、夏休みの都心は人が少なくて寂寞感漂うところが実に夏らしい。とすぐさま答えを書く感じが少し新しい気がしたのだけどそうでもないと思い直す。コントは面白かった。思った通りの面白さ。しょぼ面白い。今年の夏は芝居漬け。海なんて行ってる時間はないのである。

muro式「幾」 (シアターブラッツ)
脚本:内田けんじ、ますもとたくや、ヨーロッパ企画、ムロツヨシ
出演:本多力、永野宗典、ムロツヨシ

青山から新宿

青山にて双数姉妹の「サナギネ」を観る。2002年の再演。舞台を半分に仕切って同時進行する幼生サイドと成体サイドの2つの芝居が後半に融合する。幼生サイドで観たのだけど、融合時の向こうサイドの話の解釈にやや難儀したものの、仕掛けも話も好みで面白い。あと浅田さんはかわいい。

暑いのに、疲れているのに、何となく表参道から明治通りを新宿まで歩く。久しぶりにタワレコ詣でをするも、疲労のせいか、興味が薄れているせいか、あまりピンと来るものは見つからず。買おうかどうか迷っていた相対性理論を折角なので買う。何が折角なのかは聞かないでいただきたい。LOVEずっきゅん。

巨大化して帰ってきたピカデリー内にオープンしていたMUJIに寄ったりしているうちに時間になったので、クロムモリブデンの「血が出て幸せ」を観る。すごく良かった。アグレッシブでスタイリッシュ。この方向性の芝居をこれまでいくつか観た気がするけれど、面白い反面、いつも同居していた空回りしている感がほとんどなく、完成の領域に。いやまだ完成はしていないけど、完成しても困るけど、とにかくとても良い感じ。なので11月の次回公演も迷わず予約。楽しみ。

双数姉妹「サナギネ」 (青山円形劇場)
作・演出:小池竹見
出演:<幼生サイド>浅田よりこ、いけだしん、井上貴子、大倉マヤ、五味祐司、宮田慎一郎、熊懐大介、河野直樹、辻沢綾香、佐藤拓之/<成体サイド>今林久弥、神農幸、吉田麻起子、中村靖、青戸昭憲、辻沢綾香、田中桂子、苅部園子、小林至

クロムモリブデン「血が出て幸せ」 (シアタートップス)
作・演出:青木秀樹
出演:森下亮、金沢涼恵、板倉チヒロ、奥田ワレタ、木村美月、久保貫太郎、渡邉とかげ、板橋薔薇之介、伊東沙保

盛夏

思えば疾うに夏至も過ぎて7月も終わりを迎え、目眩く魅惑の8月に入らんとしている今日ですが、今日も今日とてとても眠い。もうこのまま眠気を抱えて過ごしていくのだろうかと一抹の不安がよぎるかというとそういうことはなくただただ平穏に豊かに毎日を送っていくのがよいなあ、とふと思いつつ、おやすみなさい。

眠気散歩

近ごろは日がな一日、眠い。もうどうしたって眠いので、仕方ないのである。あまりに眠いので、意地で寝なかったりするので、当然のようにさらに深みに落ちていく眠気のスパイラル。スパイラルライフの FURTHER ALONG は良いアルバムです。そんなこんなで、帰りは一駅手前で降りて誰もいない裏道をぶらぶら歩いてみたりしていると、そういう眠気にまみれた日々もいいんじゃないのかと思ったりはやっぱりまったくしません。おやすみなさい。

夏の過ごし方

なんだか世間では夏真っ盛りで海真っ盛りらしいですが、そうでもないですか? 夏で海もいいですが、くらくらする感じで歩き続けて、そこら中をマーキングしながら彷徨って、くたびれたら適当に適当な喫茶店なんかでひと休みしたりして、飽きたら電車かバスで帰ってくる感じの一日を過ごすと、ああ夏だなあと思うのは、僕だけでしょうか。お供には読みかけの本とiPodとiPhoneあたり。iPhoneはなくてもいいです。

魔法箱騒動顛末

何となくの浮かれ加減が心地よい気がして、特に考えのないままに終電1本前の大江戸線から半蔵門線、千代田線と乗り継いで明治神宮前駅に着いたのが0時44分。ラフォーレ側から地上に出て、原宿駅方面に表参道を歩いていくと明らかに異質な雰囲気で、歩道に展開して野営する人々と店外広告の設置工事をする人々とマスコミな人々が集結していました。うんうん、浮かれてますなあ。よきかなよきかな。などと思いながらも無表情で状況視察です。300人は居るだろうと睨んでいましたが、原宿駅まで到達したところで、歩道橋を越えて道の反対側に移り、そのまま渋谷方面にフェードアウトしていく群衆を見たところで心が折れたので、もとい、満足したのでいったん帰宅することにしました。がんばれ若者。若者じゃない人もがんばれ。

この時点で、金土日に分散して販売されるらしいことはわかっていたので、土曜に並べば買えるんじゃないかしらん。などという緩い計画を巡らせながらの計画的撤退です。最小の労力で最大のリターンを狙うのが年の功というものなのだよ。と人気のない代々木公園付近を歩きながら考え、そろそろタクシーに乗って帰ろうと思うもタクシーがつかまらず、まあもうちょっと歩こうと思っていたら家まで歩いてしまったというのは完全に蛇足です。最大の労力で最小のリターン。

まあしかしどんなもんでっしゃろな? と主に2ch方面で情報収集をしていたら、ゴキブリホイホイの如く表参道に群衆が集結し、その他は閑古鳥(当社比)の様相を呈していることがわかったので、方針を翻し、朝から急襲を掛けることに変更。このような臨機応変な対応が生き馬の目を抜く現代社会では必要とされるのです。1時間ほどの睡眠を経て、カラスと朽ち果てた若者しか居ない街を抜け、4時55分の始発で目指すはメガロポリス・秋葉原。早朝なので鈍行しか走らない中央線を駆け抜け、改札口を出てみると目論見通りの3モデル在庫あり。当日分170、週末合計500程度に対して終電終了時点で100人程度の集結度合いから判断して朝でも大丈夫だろう、そうだろうたぶん、きっと間に合う、ダメなら帰ってふて寝しよう、などと考えていましたが救われました。ありがとう神様。結果として土日分でもよければ、7時台でも間に合ったらしいです。告知通りに8時半から整理券の配布が始まり、31番を確保。これでひとまず解散となります。おつかれさま、自分。

さて、いちおう社会人ですので、仕事をしなければなりません。中途半端に時間が余ったので、東京駅まで移動して、歩いて客先まで移動してみます。通勤で東京駅という経験はいままでほとんどないので新鮮。おお、これが夢にまで見た丸の内生活であるか! 降りたのは八重洲ですが。ついでにそんな夢は生まれてこの方見たことがありません。

ずんずんとまっすぐ歩いていたのですが、ひとつだけ気になることがありました。頭脳戦(体力戦ではないかという疑惑もあるようです)に勝利して獲得した整理券には、「14時〜16時の受付時間に来てね。遅れたら権利消滅するかも」という旨が記載されています。なんだその強引さと曖昧さは。世の社会人の大半はその時間働いているのだよ。という声など聞く耳持たないほどのビッグウェーブなのだ、パラダイムシフトだよジェームズくん、これは。とよくわからない勢いで自分を納得させ、対応策を考えます。何事も冷静でなければいけません。どうやら表参道の総本山以外は入荷数は少ないながらも、それ以上に集結率が低いらしいので、某水天宮店に行ってみることにしました。件の整理券のように受付時間に制限があるのは、手続きに時間が掛かるための負荷分散であることは明確なので、小さな販売店の場合、そんな制限はなく、いつでもオッケーよ(はあと)となることが十二分に想像されます。これはアタックあるのみ。で、歩くこと30分。当然シャッターはまだ降りている訳ですが、張り紙には「予約でいっぱいです。並んでも売るものないよ(はあと)」という旨のことが書かれていました。はあと、は付け足しました。玉砕です。仕方がないので手元の整理券で戦い抜くしかありません。10時から会議なので、気持ちを切り替えて仕事をすることにします。ところで、昨夜から矢鱈と歩いている気がします。並ぶことがメインだと思っていたのですが、歩くことがメインでした。このように緻密な計画を立てても往々にして予期せぬことが起こり、人は疲弊していくのです。無計画な訳ではありません。決して。ねえ。

いつまでも混乱が続く訳ではありません。いずれ陽は昇り、すべては太平の世となり終息の時を迎えるのです。その後のことを簡単にまとめると、15時に会議終了、15時半に秋葉原に戻り、16時過ぎには手続き完了、帰社。という流れでとんとんと進みました。USIM何処から差すの? メール受信しないんだけど? 電波弱い。などということはまた別のお話。

なんだかえらく長文になってしまったので、読み飛ばし推奨です。最後に書くあたりに悪意があるように見えますが、他意はありません。たぶん。

さよならとこんにちは。

思うところがあって、主たるメール環境をgmailに移してみました。さよならPOP。こんにちはIMAP。まだ慣れないけれどなかなか良い感じです。オンライン前提ならシンプルな方がいい、かな。

最近、読書ペースが落ちてきていますが、それは暑さのせい。とりあえず「スカイ・イクリプス」を読み終わったのだけど、なんかいろいろ忘れちゃったので、気にせず「グ、ア、ム」に取りかかります。

夏の勃興

いよいよ暑さはその片鱗を見せはじめ、うんざりとする季節が到来です。こんなときは80日間くらい休みを取って南の島といわず、水の流るる場所でうんざりしながらぼんやりと何かを眺めていたいと思います。暑いの嫌い。でも嫌いは好きの裏返しということで、こんなに嫌いなのだからきっと大好きなんだと思い込もうとしたものの、やっぱり嫌いでした。秋が来て冬が来ないかな。

ナイロン100℃のチケットを無事確保。意外とすんなり取れてひと安心。あすの先行予約は開始時間に某所で軟禁されている予定なのでよかった。心置きなく監禁されようぞ。

近況

とても計画通りに進んでいることとか、想像を越えて計画から離脱していく現実だったりが交錯して、それなりに疲弊していますが、まあそれはそれとして歩を進めている昨今です。

最早、観劇ブログと成り果てている当ブログですが、気が向いたことを書く、という趣旨からして、気が向いたことが差し当たってそのくらいしかない、と思っていただいて大きくは間違っていません。一応、会社勤めの身なので、仕事に関して思うことはありますが、仕事のことは基本的に書かないことにしているので、冒頭のような持って回ったことしか書けません。こんなの書いてもネガティブで面白くないので、書き直そうかと思ったけれど、面倒なのでそのまま進みます。

といっても特に書くことは思いつかないのですが、そうねえ・・・、アイフォーンことiPhoneについていろいろと考えを巡らせていて、思ったより月額費用が安かったねえ、でも電話じゃないよね、みたいなことだとか、CD買わない周期に入ってきたなあとか、でもスチャダラの「ライツカメラアクション」はいい曲だよね、あるいは次々と読みたい本が増えてきて途方に暮れていたり、予想を下回ると評判の副都心線を意味もなく使ってみたり、とそんな感じで毎日を過ごしています。あと演劇絡みだと、大好きな劇団宝船の先行が取れてよかったなあ、ナイロン100℃の先行も取れるといいなあ、ペガモ星人の襲来は予約のトラブルがあったけど、ちゃんと取れたらいいなあ、とかチケットの確保に奔走しています。全部ネット上で、ですが。

あすは久しぶりにタワレコに偵察に行こうかな、と思いつつ、これから「大文字納涼天狗合戦」を読もうと思います。みなさまもじめじめとした天気の下、体調など崩されないようご自愛されつつ、適度に楽しまれますように。

散歩と観劇

午前中、安藤忠雄の渋谷駅を探索に行く。迷路っぽい。部分的にほーっと思うところもあるけど、もっと空間的に広いのかと思ったらそうでもなく。あ、中線塞いで使っているのは面白かったかな。東新宿から職安通りとかをてくてく歩いて、麺通団に寄りつつ、新宿郵便局で投函して、14時から駅前劇場で動物電気。肩が触れ合うどころか前後左右で触れ合う感じのぎゅうぎゅう感が駅前だなーと思う。芝居は相変わらず。新しさではなくて、よっ待ってました!的内容なんだろうな、ここは。楽しい。でもちょっと観る本数が多くなり過ぎてきたので、次回は考えるかも。というか来年もこんなに観ているのかしらん。

動物電気「すすめ!!観光バス」 (駅前劇場)
作・演出:政岡泰志
出演:小林健一、政岡泰志、姫野洋志、鬼頭真也、伊藤美穂、辻修、田中あつこ、森戸宏明、谷部聖子、森山夕子、松下幸史、國武綾/吉井憲一、二面由希、古家ウィリアム康、田島慶太、千葉綾、松下晃治

週録

8月のクロムモリブデンと双数姉妹とイデビアン・クルーのチケットを押さえて、厚揚げを梅肉と柚子胡椒でいただいて、「魔女がアタシを」を観て、来月のペンギンプルペイルパイルズのチケットを受け取って、「雨天炎天」を読んだりしていた一週間。来週もいい週になるといいな。今週がいい週だったのかはよくわからないけれど。

とりあえず、「熊を放つ」を読み始める。「熊を放つ」っていうと「熊を放つみたいなふうに動物園に行きたい、僕は」という言葉とともに少し骨張った山下清が頭をよぎるのは、もうどうしたって仕方のないことなんだと思う。

南下して北上

午前中に贈り物が届いたので、浮き浮きしながら身につけて出掛ける。

三軒茶屋で The Shampoo Hat 初観劇。真木よう子主演のテレビ版との比較でいうと、劇場版の方が長いということもあって、いくつかのエピソードが追加されていて膨らませようとしているのだけど、それらは本筋とはあまり関係ない感じではある。別に本筋と関係のないエピソードが不要ということでない。ただあんまり必然性はなかったかな、というところ。あと、タイトルになっている「ドライブ」のシーンがあまり強調されている訳でもなくて、それは演出なのかも知れないけど、もうちょっと描かれていてもいいかも知れないなーと思った。坂井真紀熱演。本当に良い役者になりましたな。って昔から追ってた訳ではないけど。ラスト手前の「メール」にまつわるシーンなんかとても良かった。

ところで相変わらずここのベンチみたいなシートは座りづらい。劇場自体は良いところなんだけど。その後、実家に移動して友だちとご飯。初めての場所ではないはずなのに連絡が入るたびにどんどん遠ざかっていく友だちをメールで遠隔操作したりしながらたらふく食べて帰宅。暑い。

The Shampoo Hat「立川ドライブ」 (シアタートラム)
作・演出:赤堀雅秋
出演:坂井真紀、萩原利映、野中隆光、日比大介、児玉貴志、多門勝、黒田大輔、滝沢恵、吉牟田眞奈、梨木智香、長尾長幸、赤堀雅秋

かいもの

買い物。新しいものと手に馴染むもの。しなやかに鋭い知性と洗練、あと気概。手づくりでも機械生産でも構わなくて、それよりもものに込められた思いみたいなものと、それが表出した姿形をしていれば良い。そういうものをじっと狙って手に入れたり、あるいは、ふらりと出歩いているときに偶然に見つけて手に入れたりする、その繰り返しというか、積み重ねはなかなかに人を楽しくさせるし、生きていく上での重要なポイントのひとつではないかと思うけど、違ったとしても誰も困らないのでまあいいじゃないですか。例えば、ちょっとだけ無理をしないと辿り着けないところがあるとして、大切なのはそのために努力することより、そこに行くと決めること、もしくは行かないと決めることで、これが意外と手強くて難儀する。なんだかいろいろ書いていますが、買い物は楽しいよね、という話です。買い物とは人生である。また適当なことを書いているな。

露ながるる梅雨

知らない間に梅雨入りだなんて困ったなあ、というほど困ることもなく、雨は雨で良いもので、そぼ降る雨と満潮どきの隅田川の黒々とした逆流などはとても神々しい眺めだと思う。靴が濡れるだとか、洗濯物が乾かないだとか、じめじめするということなんかは、まあそれとして、うだるような悪意と熱意に満ちた夏を前に、梅雨という時期はなかなかに楽しい時期なんじゃないかと思うので、傘を差して散歩したりすることをおすすめしたい。きっと街のそこかしこにちょっとした面白みみたいなことが見つかったりするはず。なお、僕は年中インドア派なので外出は遠慮します。